みなさま、こんにちは。
3月に入り、木々の冬芽がだいぶ膨らんできました。
冬芽とは、葉っぱを落とした枝についている、
小さなカプセル状の花やつぼみの事です。
樹木の冬芽には、様々な形があり、丸っぽいもの、
三角っぽいもの、長い物、短い物など、観察してみると
非常に面白いものばかりです。
身近なところでは、桜の冬芽はそろそろ大きく膨らんで
来ているでしょう。
私のお薦めは「トチノキ」の冬芽です。
冬芽の周りがべたべたとしていて、珍しいですよ。
(周りがべたべたしているのは、害虫から身を守るためや、
保湿のためと言われています。)
学校の樹木や、街路樹、公園の樹木などを良く観察して
みてください。
冬芽については、様々な図鑑やハンドブックも出ています。
本を片手に、植物園などを歩いても勉強になりますね。
自宅に冬芽がある樹木が生えている場合は、
ちょっとかわいそうですが冬芽をとり、カッターで二つに切断
してみると、中に折りたたまれた蕾や花を見ることができて
面白いですよ。
ぜひ、理科の学習の一端として、ご家族で楽しんでください。