皆様こんにちは。
先週の記事で「親が子供に新聞を読む背中をみせたい」という内容を
書かせて頂きました。
家庭内で親が本や新聞を読む習慣がないのに、
子供に対して「本を読みなさい!」は難しい注文です。
読書はある程度環境がなければ、子供自身から手が伸びるものではありません。
テレビやゲーム、マンガ等の遊び道具が充実している世の中で
読書の必要性を子供自身が感じる機会はなかなか無いからです。
中学受験を考え通塾を始めると、お子様の国語力の無さ、長文を読む遅さに驚き、
「子供に本を読ませた方が良いでしょうか」と質問される保護者様が
多くいらっしゃいます。
そのような場合「家でマンガしか読まない」お子様が多いのが現実です。
今まで本を読んでこなかったお子様が、小学校中学年くらいになり入塾し、
親や先生から「本を読みなさい」と言われても「はいわかりました」とはなりません。
そこでオススメが小学生新聞です。
一番人気は、やはり朝日小学生新聞、朝日中高生新聞でしょうか。
毎日小学生新聞や読売KODOMO新聞などもあります。
新聞は子供が気にった記事を一つでも読めばOKとしてください。
隅から隅まで読むのは大人でも大変な事なのはお分かり頂けると思います。
新聞の中から「何が自分にとって興味ある内容なのか」を見極める事、
何か一つでも定期的に読む訓練が、ひいては読書力向上につながります。
読書が苦手なお子様をお持ちのご家庭では、ぜひ試していただきたいです。