先週、歴史検定と
語彙読解力検定の紹介をしました。
私は小学生に算数、理科を
指導することが多いので、
もうひとつ理科検定を
ご紹介しておきましょう。
かつて、日本理科学検定が
実施されていましたが、
受験者数が伸びず
2009年で休止していました。
その後、理科検定と
名称を改めて再開されました。
日常生活 に役立つ
科学的な知識やものの見方を高め、
次代を担う技術や地球環境の維持に
必要な基礎力を養うことが目的で、
階級別検定（STEP）と
到達度検定（SCORE）の
２種類の検定が実施されています。
STEP（絶対評価）は１級（高校応用）～８級（小４）まで分かれており、合格基準は70%です。
理科検定HPより、階級別検定（STEP）の
小４～６レベルの内容について、
以下抜粋しました。
・６級（小６レベル）15問 45分
６級・・・ものの燃焼、動物の活動、
植物の活動、生物の生環境、地球の変化、
水溶液の性質、てこ、 電気の性質、安全と安心
・７級（小５レベル）15問 45分
７級・・・天気の変化、植物の特徴、
生命の誕生、水の働き、電磁石、
水溶液、振り子、安全と安心
・８級（小４レベル）15問 45分
８級・・・季節と生き物、天気と気温、
電池の働き、空気と水、星の様子、
人の体、ものの温度、 水のすがた、
安全と安心
理科指導をしていますと、
算数はそれほど好きではないけれど、
理科は好きという生徒さんを
見かけます。
ぜひ、そういうお子さんには
受験をお勧めしています。
自分の好きな分野に自信を持ち、
もっと深く学びたくなる
きっかけにもなります。
以前は、ファーブル検定
（昆虫記で知られる学者名を冠した）も
あったのですが、
現在は実施されていないようです。
やはり、理科離れが加速しているのでしょうか？
再開した理科検定は末永く
実施されることを願いたいです。
