９～１０月、
中高一貫校では学校説明会、
文化祭などの催しが多いです。
最近は、小学校低学年から
親子連れで文化祭見学をする
ご家庭も多くなってきました。
小学校低学年から
こどもを連れていっても、
どのような学校だったか？
こどもは忘れてしまうものですが、
保護者が中高一貫校を知るためには
良いと思います。
比較のために、
近くの公立中学校も
見学してみることをお勧めします。
中高一貫校の文化祭は、
学校によってかなり異なります。
自由な校風の学校では、
生徒が中心となって
全てを作り上げている
手作り感がありますので、
中学生のクラス展示を見回りますと、
それほど質や出来栄えが
すばらしいものばかりとは
言えないことがあります。
一方、歴史が浅い学校で、
外部へのアピールの
大切な場であると捉えている学校では、
学校側が力を入れて、
文化祭を仕切ってる感じが
否めないところもあります。
そのような文化祭では、
生徒主体となって
作り上げている文化祭よりも、
展示の質が高く
見栄えよくまとまっている
こともあります。
これは、どちらがいいと
言うものでもありません。
どちらの文化祭でも、
その学校の校風にあわせて、
生徒が文化祭を作り上げるなかで、
学んだもの、
得たものがあるでしょう。
ただし、見学者としては、
大きく分けると
２つのタイプの文化祭が
あることを知っておいたほうが
よいでしょう。
その上で、どちらの校風が
子供に合っているのだろうか？
と考えてみるとよいでしょう。
私は、展示の出来栄えよりも、
むしろ、生徒たちが
活き活きとして活動しているか？
展示について
質問した時に
どのような受け答えが返ってくるか？
などをチェックするとよいと思います。
