私立大学は、
さまざまな個性を持つ学生を取るために、
AO入試はじめとするさまざまな
入試制度を実施しています。
そのひとつに指定校枠の推薦入試があります。
慶應、早稲田の難関私立大学をはじめ、
上智大、明治大学、立教大などでも
指定校推薦枠による入試が実施されています。
私が数十年前に通っていた高校にも、
慶應、上智の推薦枠がありました。
今はどうだろう？と卒業高校の
推薦枠を調べてみたところ、
早稲田大学の枠もでき、
当時、推薦枠１人であった記憶がある
慶應大学も数人に増えていました。
数十年前に比べ、指定校推薦入試は対象校、
人数も増えているのではないでしょうか？
このことから、推薦入試合格者が、
一般入試の学生に遜色ない成績、
活動を納めているとも見れると思います。
私の出身高校では、
成績トップグループは推薦入試を受けませんでした。
国立が第一志望の生徒が多かったからです。
慶應推薦入試に合格したのは、
目立ちはしませんが、
まじめにコツコツと学習をする生徒で、
一般入試でも第一志望にするつもりだった
慶応大学のある学部が推薦枠だったことから
応募したと聞きました。
もちろん、学校内での成績および生活態度が
優秀でないと推薦してもらうことはできません。
さて、中学、高校受験する場合は、
志望校にこのような私立大学の
推薦入試枠があるかどうか？も
調べておくとよいでしょう。
大学附属でない場合、
一般大学入試を考えるのが普通ではありますが、
指定校推薦枠を利用したくなった時には、
高１からの学校での成績、
生活態度、部委員会活動の実績も大事になってくるからです。
