宿題をひとりでできないから、
家庭教師をお願いしたいという
ケースがあります。
小学校3~4年生から親の言うことを
聞かなくなる子供もいますので、
しかたない場合もあります。
しかし、このままでは、高学年、
中学生になった時に困ることになります。
このような生徒さんの指導は、
はじめは「宿題の伴走」になりますが、
「徐々に自分で宿題をできるように促す」、
「勉強のしかたを教えていく」ことが
家庭教師の役目だと思います。
私が指導した場合は、
指導に慣れてきたころを見計らって、
「学校帰宅後、宿題をできるところまで
進めておいて!」と約束します。
だんだん自分でできる量を増やします。
できたころに合わせて指導にうかがいます。
自習できるようになってきたことをほめ、
指導時間は、苦手なところの補習や、
得意科目の予習に当てます。
親の言うことは全然聞かなくて
困っているというケースでも、
先生との約束には素直なお子さんが多いです。
中学2年生になるまでに、
ひとりで予復習できる習慣、
自習力をつけていきましょう。