高学年になりますと、理科の実験が増えてきます。
公私立ともに理科実験とその考察を大事に扱っています。
学校ではひとりずつ行う実験もありますが、
班ごとに実験する場合もあるでしょう。
理科に興味がなく、
集中して授業を受けていないと、
実験が印象に残らないことがあります。
また、1回だけの実験では
見逃してしまう事象もあるでしょう。
小学校の理科実験は自宅で
再現できるものが結構あります。
水の沸騰は、
なべに水をいれてガスコンロにかけ、
温度計を入れて様子を観察するだけでも
よい体験になります。
かつて、水を温めると、
水量がだんだん少なくなっていくことを
知らない小5生がいました。
水が何分でどのくらい減るのか?
確かめてみましょう。
アルミとステンレスの鍋で
比較実験してみるのもいいでしょう。
台所は手軽な実験室です。
ゆでたまごを作るなど簡単な
料理体験は低学年から経験させてあげたいものです。
光電池カーや電磁石の理科実験セットは、
授業が終わると自宅に持ち帰ってきます。
すぐにしまい込まずに、
「どんなことをしたの?」と
学校での実験を再現してもらって、
親が教えてもらう機会を作るのもよい復習になります。