高学年になると宿題を出す塾が一般的ですが、
低学年生を対象とした塾に
「宿題は出さない」ところがあると聞きました。
「勉強を好きになってもらうための塾」ですので
「宿題は出さない」ということのようです。
このような塾は「受験塾」と一線を画していることを
アピールしているように思えます。
確かに「勉強を好きになるため」だけに
その塾を利用すると割り切っていればいいですが、
引き続き「学力もつけてほしい」と願うのが
普通でしょう。
学習内容を身につけるためには
宿題や復習はかかせないものです。
1週間に1~2時間授業を受けてくるだけでは、
学習内容をすっかり忘れてしまう子供が多いです。
低学年から多すぎる宿題は困りますが、
できなかったところを再度ノートに
演習して提出したり、
類似問題の演習課題を出すなど
してもらいたいところです。
もちろん、「勉強が好きになる」
「考えることを楽しめるようになる」だけの目的で
通わせる場合はこの限りではありません。
勉強が好きになり楽しめるようになった子供たちは、
宿題がでなくても、家庭で問題をどんどん解きたがり、
親に「問題出して!」
「同じような問題集がほしい!」とまで
言ってくるものです。
よって、このようなこどもたちは宿題が
なくても学習内容が身についていきます。