前回、こどもの一挙一動が気になり、
つい小言を言ってしまいがちのお母さんは、
趣味や仕事の再開など自分自身の時間を作ったほうが、
こどもとの関係も良好になりますということを
書きました。
中学生になるとさらに子供との距離を
置くことが大事になってきます。
自立したがっている子供に対して、
親の側からも少しずつ子離れをしていきたいものです。
親の目から見ると中学1年生は
小学生と変わりないでしょうが、
思春期の子供たちは心身ともに
大きく変化していきます。
生意気な口をきいたりもするでしょうし、
学校であったことなど
話したがらない子供も多いです。
新しい学校で楽しく過ごしているのだろうか?と
心配なことはたくさんあるでしょうが、
お子さんとちょっと距離をおいて
「見守る姿勢」を取ったほうがよいでしょう。
自立の第一歩を歩み出す時期ですので、
小さな失敗は自分で取り返していく力を
育むことも大事です。
小学生の間は、
なんでも親が先回りして失敗しないようにと
助けてあげることが多かったかもしれませんが、
小さな失敗には口や手を出さないで
こどもに任せるといいでしょう。
どうすればいいか困って話をしてきたときは、
押しつけがましくならない程度に
アドバイスしてあげましょう。