みなさま、こんにちは。
先週は都内に2校しかない男子小学校、暁星小学校を紹介致しました。
本日はもう一つの男子小学校、立教小学校をご紹介したいと思います。
立教小学校は池袋に校舎を構える男子小学校です。
附属の幼稚園はありません。
立教大学の係属校(一定数立教大学に推薦される)として、
京王線三鷹台駅に立教女学院小学校があります。
2019年まで、立教女学院短期他大学の付属園として
「立教女学院短期大学附属幼稚園天使園」もありましたが、
こちらの園が49年の長い歴史に幕を下ろしたのは記憶に新しいところです。
さて、立教小学校ですがプロテスタントの明るく伸びやかな雰囲気、
洗練された制服姿とJR山手線利用が可能な池袋立地と大変人気の高い小学校です。
考査はノンペーパー試験でありますし、プロテスタント校である事からも、
暁星小学校とは受験者層(保護者層)がかなり異なっていると考えてよいでしょう。
小学校受験は「名門ならどこでも良い!」というような保護者様のスタンスでは
なかなかご縁がいただけないものです。
スクールカラーとご家庭の雰囲気、学校の教育方針とご家庭の教育方針が
ある程度一致しているからこそ、その学園にご縁を頂けるわけです。
立教小学校の場合、試験に先立って保護者面接が行われています。
子供を含まない、両親と学校側との面接により、
先生方はご家庭の立教への熱意、学校と二人三脚で協力関係を築ける
「立教にふさわしいご家庭」を判断されるのではないでしょうか。
お子様の考査はノンペーパーといえども、頭の回転の速さや集中力などを
確認される類のテストとなっています。
事前の準備なしにご縁を頂くのは当然難しく、立教小学校に向けた対策が
十分なされていなければならないでしょう。
2020年春の新型コロナウィルスに対する対策では、立教小学校は他の私立学校
に先んじて常に一歩早い対応を見せ、その存在感が際立っていました。
このような有事の際の対応が素晴らしい学校というのは、
やはり「さすが立教だなぁ」と思わざるを得ませんし、
保護者様にとってもますます魅力あるものに映るのではないかと思います。