2024年秋 合格速報
慶應義塾幼稚舎 2名
たくさんの頑張りの結果、ご縁をいただきました。おめでとうございます!
慶應くらぶ 個別指導コース
慶應義塾幼稚舎・慶應義塾横浜初等部を目指す年少さんから年長さんまでのお子様のためのクラスです。
総合的な慶應義塾入試対策を個別(マンツーマン)で行います。
・1回120分/月4回
・曜日時間選択制(月~日:9:00~18:00)
慶應義塾幼稚舎の入学試験は、いわゆる「ノンペーパー校」ですが、それぞれの試験課題では非常に高い能力が要求されています。言葉にするのは簡単ですが、このような力は一朝一夕に身に付くものではなく、また、ノンペーパー校だからペーパー学習は不要か?と言えばそうではありません。日常生活の中で、遊びの中で、体験の中で学ぶことは自然とペーパー学習へとつながっていきます。バランスよく様々な経験と共に知識を携えているお子様は発想も楽しく、また机上でのペーパー学習もスムーズに進む場合が多い傾向にあります。ペーパーに取り組むことによって得られる粘り強さや集中力はおのずと子供の総合力の高さへとつながっていくことでしょう。
そのようなことから幼稚舎を受験の場合でも適切なペーパー学習は必要となってくるのと同時に慶應義塾横浜初等部のペーパー試験に対応する力も身に着けることができるのです。
慶應義塾横浜初等部は1次試験でペーパー試験があります。このペーパー試験は、難易度よりも完璧度を求めるタイプの試験であり、ケアレスミスをせずに満点を目指すことが、1次通過のための重要な条件となります。
そして幼稚舎対策として最も重要なのは「絵画」「巧緻性」「模倣体操」「協調性や人前での発表力」「子供らしい豊かな発想」などです。これらは本番の考査に近い行動観察レッスンで毎回フォローアップして参ります。
慶應義塾OBOGではなく、初めて慶應義塾を目指されるご家庭にとりましては、学校や受験全般に関して、さまざまなご不安があるのではないでしょうか。ご家庭での学習面でご不安、学校に関するご質問、受験全般に関するご質問、それらを毎週のレッスン後に教師に気軽にご相談できる環境が整っております。
行動観察コース
「試験の際の3つのお約束」(しゃべらない・走らない・抜かさない)から始まり、絵画制作・行動観察・運動能力表現などを行います。ご家庭では特に対策が難しい集団行動を、徹底的に研究し反映させた独自カリキュラムに沿って指導していきます。
行動観察コースは実際に慶應幼稚舎・横浜初等部受験を経験し、我が子を進学させた経験のある慶應を熟知した講師が担当します。
11月度より新学年の時間割になります。
料金
年長:22.000円/1回120分(税込)
年中:11.000円/1回60分(税込)
慶應幼稚舎・横浜初等部 入試分析
慶應義塾幼稚舎
ノンペーパー型の入学試験の場合、正解不正解を問うよりもお子様自身の発言力、発信力、そして多角的で新しい、子供らしい視野を持って物事に取り組めているかが重視されます。
特に、型にはまらない将来性の大きさを感じさせるような魅力的なお子様が好まれます。その一方で、協力して物事を成し遂げたり、周りの様子を感じ取り協調するコミュニケーション能力の高さも必要となり、自分の主張を通せばよいというわけではありません。このようなお試験こそ、まさに付け焼刃ではどう対応することもできない、ご家庭の在り方が見られている試験だと言ってよいでしょう。
御両親様にとりましては、両親面接がないということで一見すると「子供だけ頑張れればよいから、気が楽!」と思われるかもしれませんが、まだ幼いお子様を後ろからサポートしてあげられないもどかしさがあるのも事実です。御両親様には願書に思いを込めて頂くしかないわけですが、この願書も毎年「福翁自伝」を読み込まなければならないという難関が待っています。
慶應義塾横浜初等部
こちらは、幼稚舎とは異なり1次試験でペーパーがありますが、例年基礎的な内容が多く、奇をてらうような出題はほとんどありません。横浜初等部の入試問題は、全国の国立小学校の受験問題を参考に作られているとも言われており、難易度よりも回答の完璧さを求められているようなタイプのペーパー試験となっております。
そのため、1次試験通過のためにはケアレスミスをしない、慎重かつ丁寧な回答力が求められています。2次試験では慶應義塾幼稚舎の入試に近いような形式の運動や行動観察、巧緻性を見る製作が出題されています。慶應義塾幼稚舎との併願が多い慶應義塾横浜初等部ですから、ここでも力を発揮されるお子様方が多い事は容易に想像がつきます。
幼稚舎と同様に、受験生を二つのチームに分けて競争させる課題なども出題されていることから、ここでも自主性の発信と協調性のバランスが重要視されていると言って良いでしょう。慶應義塾横浜初等部でも、幼稚舎にならって「福翁自伝」を読んで想いを書く願書が例年でしたが、2020年度の入試では、「伝記 小泉信三」を読んで慶應義塾の塾風・気風について感じるところを記入するという課題に変更がありました。
同じ系列の学校ではありますが、慶應義塾幼稚舎と慶應義塾横浜初等部の小学校教育の在り方の違いというものを、御両親様が感じ取ることが非常に重要な大切なポイントとなっております。このような分析に関しまして、具体的な内容につきましては個別指導のレッスンの場にて教師からご両親様にお話しさせて頂いております。
試験内容
慶應義塾幼稚舎 考査内容
着替えを済ませてから、「3つの約束」の話をされ、教室を移動します。
「しゃべらない・走らない・抜かさない」が、例年3つの約束として事前にお話しされますが、その他にも「受験票を右手に持って移動」などのルールが追加される年もあります。「運動」「行動観察」「絵画・制作」の3つの分野の試験を、教室を移動しながら行ないます。
運動:模倣体操や連続運動、ボール渡しなど行動観察:集団での活動で、ブロックを積み上げる競争などで、受験生を2つのチームに分けて競争させることもあります。
絵画・制作:個人での製作。宝箱づくりや、糸電話作りなど、絵をかくだけではなく、ハサミや糊を使う工作の時もあります。
◎考査には月齢に応じて難易度を変化させており、男女によっても違う考査が行なわれています。
◎試験の最中に、随時先生から受験生にお声がけがある。その際の受け答えも大切なポイントとなります。
面接はありません。
慶應義塾横浜初等部 考査内容
1次試験
ペーパー試験(40分)男女月齢別の内容。
お話の記憶 / 条件迷路 / 系列 / 仲間わけ / 絵の順番など、基礎的な内容の多いペーパー試験です。
2次試験(約90分)
運動:模倣体操、クマ歩き、リズムジャンプ、マットの上で横転、など
行動観察:受験生を2つのチームに分けて競争させる、作った制作物で遊ぶ、など
製作:先生の指示を見て、カメラや望遠鏡を作る、など
面接はありません
喜びの声
慶應義塾幼稚舎、慶應義塾横浜初等部に合格された皆様から、お喜びの声を頂戴しております。
◆慶應義塾幼稚舎 合格 F.Kさん
この度は、慶應義塾幼稚舎に合格ができまして、本当に夢のような気持ちです。このまま大学までの16年間を息子が慶應義塾の一員として過ごせると思うと、本当に喜びでいっぱいです。
私共は両親ともに慶應義塾大学の出身でした。ただ、大学から慶應出身であることが幼稚舎受験にとって有利になる面はほとんどないということは、夫婦そろって認識していました。ですから、まったく新しくフリーな状態で受験させていただくという気持ちで準備をいたしました。
特に力を入れた分野はペーパー学習です。知識のベースを固め、それを子供自身がいかに言葉にできるかという発言力・表現力を磨くことです。先生にペーパーの基礎をみっちり見ていただき、それをもとに子供自身で話す力を養うため、家庭でもディスカッションのように親子で話し合いを重ねました。様々な面で先生にはご助言をいただき、家庭での学習に役立てることができました。本当にお世話になりました。
◆慶應義塾横浜初等部 合格 S.Nさん
我が家は正直に申し上げると第一志望は慶應義塾幼稚舎でした。しかしながら、先生に「ペーパーがよく出来ているので、横浜初等部を併願校として受験してみないか」と言われ、横浜初等部を受験いたしましたところ、ご縁を頂戴することができました。
最初は、都内から遠い横浜初等部への進学をためらう気持ちもありました。ですが、中高をSFCという最高の環境で学べることは、娘にとって一生の財産になると考えまして横浜初等部への入学を決意いたしました。横浜初等部は足を運べば運ぶほど、ファンになるような、そんな学校だと思います。先生のご指導、サポートに親子でたくさん助けていただきました。夫婦で満足できる小学校受験の結果になったと思っております。本当にお世話になりました。
◆慶應義塾横浜初等部 E.Uさん
知人に紹介を受けまして、こちらのお教室でお世話になりました。私共家庭はこれまで慶應に全くご縁がありませんでした。たまたま、横浜初等部に通いやすい路線の一角に居住していたこともあり、先生から「ぜひ横浜初等部を受験したらどうか」と勧めて頂きました。
「わが子に慶應なんて無理だろう」それが最初の感想でしたが、受験準備を頑張ってくれている息子の姿を前に「親がダメと決めつけるのではなく、先生と一緒に頑張って挑戦してみよう!」という気持ちが湧いてきました。「絶対慶應!」という気持ちがなかったことが、我々両親と子供の気持ちを楽にさせてくれ、緊張しすぎて硬くなったり、力を出し切れなかったりすることなく、自由に伸び伸びと息子の良さを表現できたのではないかと思っております。最適なアドバイスをいつも送り続けてくださった先生には本当に感謝の言葉しかありません。どうもありがとうございました。