毎月行っている野外教室の様子をお伝えいたします。
~~~「毎日の理科、その思想」より~~~~~

幼稚園の子が嬉々として磯の生き物に触れるというのは、きわめて大きな意味があると私は思っています。
今回、私が一番面白かったことは、ヤドカリと「格闘」したことです。
園児がマガキガイという大きな貝に入ったヤドカリを見つけました。岩の上に置いて動き出す様子を一緒に見ていました。
動き始めて、海にコロコロと落ちていくとき、私がつまんで貝の中の様子をみていました。大きなヤドカリが入っています。
目が見えてきました。それが昔の映画の E・T のような眼をしています。「かわいい ―」と、思わず近くの子に見せました。

どうもこの目は二つが自在にいろいろな場所をみることができるようです。外の様子をうかがっています。

と、鋏脚に引っかかれました。長い鋏脚を出して私の手を振り払おうとするのです。結構痛くて、手を離してしまいました。
周りにいた子は、そんな私をみて大笑いしていました。

露木和男 先生
早稲田大学・教育総合科学学術院教授。筑波大学附属小学校に24年間勤務し、2009年より現職。現在は早稲田こどもフィールドサイエンス教室の総合監修・指導統括も務めている。著書に『フィールドサイエンスのすすめ―自然で学ぶ、科学の好きな子に育てる』(早稲田大学出版部)など。https://waseda.fieldscience.jp/
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お教室では月に1回、露木先生をお招きして野外教室を行っています。
次回は6/23 (日)神奈川県山北にて、「砂鉄(砂金)とりと川遊び」です。
ご参加お申し込みをお待ちしております。


