白百合学園幼稚園の受験を検討されているご家庭の中には、「園の雰囲気は?」「うちの子に合うかしら?」と迷われる方も多くいらっしゃいます。 ここでは、教育方針・入試の流れ・在園児の様子など、気になるポイントをできるだけわかりやすく整理しました。
白百合学園幼稚園(3年保育・2年保育)では、入園選考を2段階(第一次・第二次)に分けて実施しています。第一次では個別テストと親子面接、第二次では集団テストや親子遊びなどが課されます。個別テストでは「ことばでの理解・表現」「手先や動作での課題」「指示を受けて行動する力」などが見られ、集団テスト・親子遊びでは「ほかの子どもとどのように関わるか」「一緒に動けるか」といった協調性が評価されます。
また、親子面接ではご家庭の日常やお子さまへの関わり方を通じて、教育方針や親子の信頼関係が問われます。
白百合学園幼稚園は、キリスト教の精神を土台に置きながら、「思いやり」「感謝」の心を育む教育を行っています。日々の生活の中で、感謝の気持ちを忘れず、誠実に努力し続けるお子さまの成長が大切にされます。
入試の基本情報
白百合学園幼稚園の入試概要と特徴
入園選考は第一次選考と第二次選考があります。
例年10月の中旬に第一次選考で両親とお子様の面接、および考査が行われます。
第一次選考通過者のみが第二次選考に進めます。 第二次選考の日程は11月1日に実施となります。
【募集人数】
2年保育 約15名
3年保育 約45名
女児のみ合計60名
【願書提出】
Webでの申し込み後、入学願書を郵送。(参考:2026年度入試)
出願期間 2025年9月5日(金)10時から9月26日(金)15時まで
2025年9月5日(金)から9月30日(火)必着で郵送
【第一次考査】
10月中旬〜後半のうち1日
「両親と子供の面接」と子供のみの「個別テスト」
【第一次考査の合格発表】
第一次考査:10月下旬に郵送で結果・通過者のみ第二次考査へ進む
【第二次考査】
10月下旬のうち1日
「母子テスト」と子供のみの「集団テスト」
【合格発表】
11月1日(水)10:00〜10:30 の間、幼稚園で結果を手渡し
※最新年度の入試日程は学校HPで随時ご確認ください。
定員・倍率
白百合学園幼稚園の定員は60名で、倍率は例年10倍程度の高倍率となっています。
願書の内容
願書の提出と必要な情報
【願書での記入事項】
子どもの名前・生年月日・住所
保護者の名前・保護者の生年月日
【願書での質問事項】
・家庭における躾・教育について
・志望動機
・父・母・子供の備考欄
・自由記述(一番長い)
「なぜ白百合を選んだのか」「どんな子に育ってほしいか」を、自分の言葉で書くことが大切です。
解答欄に罫線はなく枠で囲われているだけなので、文字数や行数は適切な大きさで園長先生などが見やすいように書く必要があります。面接はこの願書を元に質問されますので書かれる内容は非常に重要です。
教室では願書添削・面接指導も個別に対応させていただいております。
第一次考査
第一次考査は「面接」と「個別テスト」が課されます。
面接

面接はお子さまと保護者(両親)で行われ、時間はおよそ10分程度です。試験官は園長先生と、もう一名の先生の2名で構成されています。面接日時は、生年月日の遅いお子さまから順に指定されます。
一次試験当日は、面接までに待ち時間が長くなることがあります。他のご家庭と一緒に控室で過ごす時間もありますので、お子さまが落ち着いて待てるよう、静かに遊べる小さなおもちゃや絵本などを準備しておくと安心です。待ち時間の様子も、お子さまの落ち着きやご家庭の雰囲気を見る一要素となります。
面接では、ご家庭の教育方針や志望動機を中心に問われます。形式的な言葉ではなく、日常生活からにじみ出る自然な姿勢や親子の会話の温かさが大切にされます。
特に「なぜ白百合学園幼稚園を志望したのか」は、ご家庭の想いをしっかり伝えることが重要です。
質問内容としては、「家庭で心がけているしつけ」「キリスト教教育やモンテッソーリ教育への理解」などが挙げられます。
お子さまへの質問は、「名前」「年齢」「どのようにして幼稚園まで来たか」などの基本的なもののほか、「兄弟やご家族について」「好きな遊び」「お家でのお手伝い」など、日常生活の中から会話が広がるような内容が中心です。
面接の流れや質問例については、個別相談会でも詳しくご案内しております。安心して本番を迎えられるよう、丁寧にサポートいたします。
個別テスト
父母の面接中に教室の後ろでお子様のみの個別テストが行わます。
先生のお話を聞いて答える力や、道具を使って工夫する力など、ことば・動き・手先の活動を通してお子さまの理解力や集中力を見る考査です。

スプーンで小さいビーズを移す。ひも通しなど。手指を使った一連の動きを通して器用さ・集中力を観察します。
第二次考査
第二次考査は「母子テスト」と「行動観察」が課されます。
母子テスト
5〜6組の親子が1つの教室に集められ、親子で一つの机に座り、画用紙・折り紙(数種類の色)・クーピーなどがあり、それらを使って制作や遊びをします。
複数の先生方がいらっしゃるなかで、指定されたテーマの作品を作るように指示があります。その組によって課題は「お祭り」「お店屋さん」など違うものが用意されています。
時間は5分程度。

母子テストの流れ
- 母子がお教室に入る。
- 子どもと親でテーブルまたは画用紙・折り紙セットが用意された状態で課題開始。
- 課題テーマの説明 → 例:「お祭りを作ってください」「プレゼントを書いてください」など。
- 親子で取り組み始める。時間制限(5分程度)で進行。
- 制限時間の後は別れて退出。
お母様とお子さまが一緒に活動する場面では、親が主導するよりも、子どもが自分のペースで考えられる環境づくりが大切です。園側は、親子の関係性や自然な関わり方を見ています。
3保も2保と同様の考査ですが、「水族館」「お店屋さん」「私の夢」などとテーマが異なります。
行動観察
母子考査のあと、お子さまだけが別室へ移動し、少人数での行動観察が行われます。
ここでは、先生の指示を聞き取る力や、協調性、集中して取り組む姿勢などが観察されます。
過去の実施例
最後は集団活動で、輪になって体を動かしたり、線の上を歩いたり、合図で止まるといった指示行動の課題が行われます。「赤いフープにグージャンプしましょう」「先生がいいと言うまで待ちましょう」といった指示に従えるかどうかを見ます。
行動観察の途中に、個別で先生から質問を受けます。名前・年齢・一緒に来た人・来園の交通手段・兄弟の有無・朝食の内容・誰と食べたか・好きな遊びなど、日常会話を通して受け答えの様子や人との関わり方を見ます。
テスト全体はおよそ20分ほどで終了し、先生に付き添われて保護者のもとに戻ります。
行動観察は特別な知識を問うものではなく、他のお子さまと自然に関わる様子や、活動を前向きに楽しめるかどうかが評価のポイントです。
入試に関するQ&A
Q1. 白百合学園幼稚園の教育方針はどんな特徴がありますか?
→ 白百合学園幼稚園は、カトリックの精神に基づき「思いやり・感謝・祈り」の心を育てる教育を大切にしています。 知育面だけでなく、生活習慣や共同生活を通して心の成長を重視しており、子どもが安心して自分を表現できる環境を整えています。モンテッソーリ教育の要素も取り入れ、自主性と集中力を育む点も特徴です。
Q. 保護者の宗教(信仰)は関係ありますか?
→ 信者であることは必須ではありません。 ただし、園の教育はカトリックの価値観に基づいており、日常の中で「祈る時間」「感謝の気持ちを大切にする場面」があります。 この理念に共感し、家庭でも子どもに「感謝」や「優しさ」を育てる姿勢があれば問題ありません。
Q. 入試ではどのような点が重視されますか?
→ 知能テストのような点数評価ではなく、「ご家庭の教育方針」と「お子さまの生活習慣・人との関わり方」が見られます。 面接では親子のやり取りや雰囲気、考査では話を聞いて行動する力や思いやりがあるかを重視されます。 園の教育理念に合う温かいご家庭かどうかを丁寧に見てくださる印象です。
白百合学園幼稚園受験に関する様々な質問にお答えいたします。個別相談会にお申し込みください。
面接チェックリスト
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 教育方針 | ご両親での一貫した考えを持っていますか |
| 志望動機 | 白百合を選ぶ理由を具体的に説明できますか |
| 子どもの理解 | 長所・短所・最近の成長を話せますか |
| 日常習慣 | 朝の支度・整理整頓が身についていますか |
| 所作 | 挨拶や姿勢、話し方が自然ですか |
ご家庭で今日からできる準備
- 毎日の読み聞かせと感想の共有
- お祈りや感謝の気持ちを言葉にする習慣
- お手伝いを通した責任感の育成
- ご両親で教育方針を話し合う時間の確保
- 親子の対話の中で語彙力・思考力を育てる
白百合専門の個別相談会
白百合くらぶでは、模倣ではなく「ご家庭らしい温かさ」が伝わる面接・考査対策を重視しています。形式だけにとらわれず、お子さまが自然体で力を発揮できるようサポートいたします。
白百合学園幼稚園受験に向けて、個別にカリキュラムやご家庭での準備方法をご案内しています。お気軽にご相談ください。個別相談は随時承っております。(60分のレッスン体験も含む)お問い合わせください。


