「学力」よりも「人間性」を大切にする立教小学校の入試は、ペーパーテストを課さず、対話・観察・行動を通じてお子さまの内面を丁寧に見極めます。本ページでは、2025年度の出題傾向を踏まえた分野別解説のほか、志望理由例文や面接チェックリストもご紹介いたします。
立教小学校が重視する“育ち”とは
立教小学校では、知識量や記憶力ではなく、感性・表現力・社会性・生活習慣といった「人としての成熟度」に主眼を置いた選考が行われます。
これは、建学の精神である「共に生き、共に育つ」教育観に根ざすものであり、お子さまの“ありのままの成長”が問われる入試であるといえるでしょう。
2025年度 出題内容【分野別解説】
個別テスト(読み聞かせ・対話形式)
絵本や短い物語の読み聞かせを受けた後、その内容に関する質問に答える形式です。「誰が登場したか」「どんな気持ちだったか」など、記憶・理解・表現が総合的に問われます。
ご家庭での読み聞かせに加え、感想を語り合う時間を習慣にされることをおすすめします。
図形・構成・数量の理解
積み木、パズル、図形カードなどを用いた課題を通じて、数量感覚・空間認識・構成力が問われます。
具体物を使った遊びの中で、自然と数や形への関心を育てる工夫が効果的です。
集団観察(生活習慣・協調性)
椅子の座り方、待ち方、順番の守り方など、集団内での自然な所作や態度が観察されます。また、共同制作やルールのある遊びを通して、自制心や人との関わり方も評価されます。
集団の中で「自分の役割を果たす」「他者と折り合いをつける」経験が、日常から大切になります。
運動・リズム課題
簡単な体操やリズム運動、かけっこなどを通じて、身体のコントロール力や集団行動への適応が評価されます。運動能力の高さよりも、指示に従って丁寧に取り組む姿勢が重視されます。

面接(お子さま・保護者)
面接では、お子さまの語彙力や受け答えの誠実さ、ご家庭の教育観や志望動機などが問われます。あくまでも「作られた言葉」ではなく、日常からにじみ出る姿勢や会話の質が評価の対象となります。
入試に関するQ&A
Q. 発言が苦手な子は不利ですか? → いいえ。内容よりも「伝えようとする姿勢」や「人の話を聞く態度」が評価されます。
Q. なぜペーパーテストがないのですか? → 表面上の学力ではなく、“どう育ってきたか”という背景を見るためです。
Q. ご家庭でできる対策は? → 絵本を通じた対話、役割のある家事、生活リズムの安定など、日常の中で心の土台を整えることが最も効果的です。
志望理由例文(面接対策)
例文1:理念への共感を中心に
立教小学校の「共に学び、共に育つ」という教育理念に深く共感しております。人との関わりを通して、自分らしくありながら、他者を思いやる心を育んでほしいと願っております。
例文2:家庭の教育方針と重なる点を強調
知識を詰め込むのではなく、物事を丁寧に考え、相手の話に耳を傾け、自分の言葉で語る。そのような姿勢を育てる教育を実践されていることに強く魅力を感じました。
例文3:キリスト教教育への理解
立教小学校で行われる礼拝や祈りの時間において、静かに自分を見つめる習慣が育つことに深く意義を感じております。家庭でも、感謝と謙虚さを大切にする対話を心がけてまいりました。
面接チェックリスト(ご家庭向け)
| 項目 | 内容 | ✔️ |
|---|---|---|
| 教育方針 | ご両親での一貫した考えを持っていますか | □ |
| 志望動機 | 本校を選ぶ理由を具体的に言語化できますか | □ |
| 子どもの性格理解 | 長所・短所・最近の成長を語れますか | □ |
| 日常習慣 | 朝の支度・整理整頓・家庭での役割 | □ |
| 所作 | 挨拶、座り方、話し方が自然にできていますか | □ |
ご家庭で今日からできる準備
- 毎日の読み聞かせと感想の共有
- お子さまに簡単な家事を任せる経験
- お祈り・感謝・礼儀を自然に行う習慣
- ご両親同士で教育方針について定期的に確認
- 子どもとの対話の中で、思考力・語彙力を高める
ご案内
お子さまの個性を尊重しながら、立教小学校の入試にふさわしい準備を進めてまいりましょう。個別相談会は随時承っております。ご興味のある方は、ぜひお問い合わせください。


