みなさま、こんにちは。
今日は小4で入塾して理科の学習が始まるとすぐに聞くお悩み
「星座が覚えられません」についてお話したいと思います。
そもそも、東京に住んでいると見ることができる星の数は限られており、
また、夜に星を見るために外に出るような機会はなかなか作れないのでは
ないでしょうか。
そのため、星座の学習をしてもすべて同じ星座に見える、とか、
イメージがわいてこない、というのが素直な感想なのだと思います。
理想的には、小4で星座の学習が開始される前に、できるだけこまめに
星に対する興味を持たせることが大切です。
低学年のうちから小学館図鑑Neo「星と星座」等を購入して、
よく眺めてから足繁くプラネタリウムへ足を運びましょう。
夏休みやお休み中に地方へ旅行に行かれた際等に、星を見上げるのはおススメです。
天体望遠鏡での星の観察会等も各地で開かれていますので、調べてみてください。
(上野の国立科学博物館でも例年天体観測のイベントがなされていますが、
今年はコロナウィルスの影響があります。必ず事前によくお調べください。)
その際、できるだけお父様・お母様がお持ちの知識を教えてあげてください。
図鑑で見るより、ずっと関心をもって頭に入ってくると思います。
図鑑を買って眺めるほど悠長にしていられないという学年の方、
もしくは塾で配布されている理科資料集や市販の問題集を持っている方は、
ポイントを押さえてから夜空を眺めましょう。
手ごろな問題集をお探しの方にお勧めなのが
Z会中学受験シリーズ「入試に出る 地球・宇宙図鑑」です。
こちらは、難関校を目指す方には少々物足りないかもしれませんが、
基礎知識を覚える4年生、復習したい5年生にはよくできた書籍です。
とにかく、覚えられない、分からない、と思うより前に
興味を持たせてしまうことが一番のオススメです!!