みなさま、こんにちは。
先週は、冬芽の観察について書いてみましたが、
今週は引き続き理科の観察として「ロゼットの観察」を
書いてみようと思います。
ロゼットというのは、地表に葉を平らに並べた植物の状態を現す言葉です。
語源はローズ(バラ)から来ていて、バラの花びらように丸く広がる様子から
ロゼットと呼ばれているようです。
東京の街中を歩いていても、ロゼットはとても簡単に見つかります。
代表的なものは、タンポポのロゼットです。
花が枯れた後の葉っぱが、丸く地面にへばりつくように生えているのを
ご覧になったことがあるのではないでしょうか。
その他にもヒメジョン、ナズナなどにもロゼットが見られます。
ロゼットは寒さをしのぐためということのほかに、
草刈りされにくいとか、あるいは踏まれても強いなどの利点があります。
冬芽やロゼットに興味をもつということも、理科の学習について
興味関心を持つことへの第一歩です。
自分が知っている知識がテキストやテストで出れば、それはお子様の
自信につながっていきます。
冬芽と一緒に、ロゼット探しもしてみてくださいね。