総合選抜型入試(AO入試)について

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総合型選抜入試(旧AO入試)は、学科試験が評価の中心となる一般選抜と異なり、志望理由書や面接、小論文や学力試験など、さまざまな側面から生徒の選抜を行う試験方式です。
近年では、大学入試の合格者数に占める総合選抜型入試による合格者比率が増加する傾向が見られます。

一般的な総合選抜型入試の志望理由書でよく問われる内容としては

•高校生活を通じて特に力を入れた活動は何ですか?
•学外での活動で力を入れた活動は何ですか?
•学内での活動で力を入れた活動は何ですか?

等が挙げられます。

これらの質問に関しては、学外学内を問わず芸術分野で活躍した、部活を含むスポーツで活躍した、学業や外国語に関係するコンテストに参加した、学業で良い成績を取り奨学生に選ばれた、在学中に留学をした、地域のボランティア活動に参加した、フィールドワークに参加して視野が広がった、など自信を持ってアピール出来る分野を作っておくことが重要です。そしてその経緯や内容、その体験から得た事を具体的にわかり易く説明することが大切です。
例えば、それらの活動をする際に、あなたはそのグループの中でどのような役割を果たしたのか、グループの中で意見が分かれたときどのように解決したのか、その活動を通じてどのようなことを学べ、それらの体験をその後どのように生かせたのか、等です。

 

また、高校時代に力を入れて取り組んだ学内、学外活動については、選抜試験で面接を課す大学では、面接の際により詳細に内容や経緯、その時の気持ち等を問われることがあるので、何を聞かれてもスムーズに答えられるよう、質問を事前に想定して回答を準備しておくのが良いでしょう。

総合選抜型入試において、一般的によく問われる設問としては、以下が挙げられます。

 

・あなたが本大学の本学部を志望したのはなぜですか。

この質問に対しては、自分の今までの人生における体験と、自分の志望する大学の志望学部の専攻内容を結びつけて書くようにすることが大切です。他の大学の同学部ではなく、その大学でしか学べない内容を強調して書くと良いでしょう。入学を希望する大学の学部のシラバスを手に入れる、ネットで志望大学の志望する学部で学べる詳細な内容をリサーチするなどして事前に情報を把握しておくことが重要です。

 

•本大学の本学部を卒業した後、あなたはどのような進路に進む予定ですか。

このような質問に対しては、志望先の大学の志望学部で学んだことを生かせる職業に就くことを予定していると言う内容で書くと良いでしょう。

 

・本大学の本学部では、留学制度がありますが留学するとしたら、あなたはどこの国に行きたいですか?またその国を選んだ理由は何ですか。

このような設問には、行きたい国名と、その国でなければ学べない事や、その国に特有のシステムや文化等について、具体的に説明出来るように準備しておくことが大切です。

 

また、課題に小論文を課す学校では過去問が入手可能であれば、過去問でパターンに慣れておくことが大切です。小論文のパターンには

•シンプルな数行の質問に対して、自分の考えを書くもの。
•グラフや表から読み取れる内容を要約し、それに対する自分の考えや意見を書くもの。
•やや長めの論説文を読み、その内容を要約した上で、それに対する自分の意見を書くもの。

等のパターンがありますので、自分の受験する大学の出題パターンを事前に調べそれに対する対策を万全にする事が大切です。

 

本文作成者
T先生: 都内中高一貫校出身。国立大学卒。総合選抜型入試対策を専門とし、指導した多数の生徒に総合選抜型入試での志望校合格を勝ち取らせている。

 

当塾では、総合選抜型入試の対策も行っております。ぜひお問い合わせください。

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