こんにちは。
飯田橋ゼミナールです。
今回は、冬休みの間に集中的にフランス語を受講されていた生徒さんの指導報告書をご紹介いたします。
教科書を使ってのディクテ、練習問題、期末テストの振り返りなど、全て一巡して確認しました。単語で定着していない所はまだまだありますが、冬休み前と比べるとだいぶ分かっていらしたように感じます。またご本人もその手応えがあるようです。冬休み前までは、何をやっているのかさえ分からなかったとおっしゃっていました。
せっかく冬休み頑張ったのだから、少しでも答案にそれを残して来るようにとお伝えしました。頑張ってほしいと思います。
※一部、内容を省略・変更しております。
当塾には、暁星学園などフランス語を第一言語として選択できる学校に通われている生徒さんが多くいらっしゃっています。そこで今回は、「第一外国語」としてのフランス語について書きたいと思います。
日本でフランス語を履修された方の多くは、大学などで第二外国語として学ばれたものかと思います。
しかし中学からフランス語を始める場合、大学で学ぶ際とは下地が異なるため、違ったアプローチが必要となります。
例えば、大学で第二外国語としてフランス語を履修する場合は、文型や格、人称変化という概念があることを予め知っていたり、「直説法大過去」という説明をみたときに「 英語でいう have + 過去分詞 みたいなやつかな」と推測してみたり……といった風に、中学高校で習った英語の知識と比較しながら理解を進めていくことが可能です。
しかし中学知識の段階では、まだ相対的に学習することができません。そのため、単語や動詞の活用などだけではなく、「主語と動詞の関係」「語順」「目的語という考え方」といった、言語のフレームもフランス語を通して学んでいく必要があります。
もしルールや理屈を知らないまま、なんとなくで進めていくと、どこかで分からなくなった際に復帰するための足掛かりが見つからず、そのまま「どこが分からないか分からない」というような状態になってしまうこともあります。
もちろん、これはフランス語に限らず、中学に上がって初めて英語(外国語)を体系的に学び始めるときにもいえることですが、中学のフランス語は履修者が少ないため、英語と比べて分からなくなり始めたときに「もういいや」と心理的に諦めやすい傾向があるのかな、と生徒さんたちを見ていてやや思います。
教室では、そのような「なにが分からないか分からない」といった場合でも、前の学年から遡ったり、知識を確認したりしながら、「どこが分からないのか」から丁寧に解きほぐして授業を行っていきます。
もちろん第二外国語としてのフランス語、第一外国語の英語なども同様に、レベル感・お困りごとに添った授業を行いますので、せひ一度ご相談ください。
(フランス語の勉強で悩んでいる生徒さんに、一例として示した単語帳とカード。三十年以上前に東京大学の前期課程で教室長が実際に使用していたものです。例文に時代の名残を感じます)
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