本日の指導報告書より15～暁星OB講師の勉強法～

一つの参考として自分語りをさせてください。私は小学6年の時に今住んでいる都内に引っ越すまで、横浜市の果てに住んでいました。朝5時台の京急線に乗り、1時間ほど乗り続け暁星に通っていました。また、聖歌隊の活動もしていましたので家に帰るのは18時過ぎという日も多くありました。その中でもどのように勉強して成績を維持していたかと言いますと、その登下校に合計2時間かかる電車の中を有効活用していました。座れれば鉛筆を持って宿題をすることもできましたが、激しく揺れる電車でしたので、単語帳や赤シートで隠したプリントなどを自作して電車の中で勉強できるように工夫していました。そうすることで家では少しのんびりすることができ友達と遊んだり好きなゲームをやったりする時間も生まれました。今と違ってスマートフォンやタブレットもなく、電車の中で手持ち無沙汰であったからできたことでもあるとは思いますが、その隙間時間をうまく使うという勉強法は今に至るまで大変役立っています。
時間は有限です。そのできる限り多くの時間をゲームやYouTubeなど自分が楽しいと思うことに費やしたいと思う気持ちは至極真っ当です。けれども勉強など自分がしたくないことをしなければならないときは必ずあります。進級が目前に迫った今、自分で少しずつ勉強方法を考え、様々なことに時間を有意義に使いながら勉強していく方法を考えてみてみるのもいかがでしょうか。