こんにちは。
レッスン中、小学生の男の子がぼそっとつぶやきました。「お母さんなんか大嫌い
」「えっ？！」、思わず固まってしまいました。自分が言われたのかと思いました。
われに返って、「どうして？」と聞くと、「ぼくに勉強しろしろってうるさいけど、自分は何もしてないじゃない。主婦っていいなあ～
」と言うではありませんか！
「勉強しなさいっていうのは、大輔くんのことが大好きだからだよ。きちんと勉強しないと、大きくなって苦労することになるからね。大輔くんのおかあさんほど、子供のことを一生懸命考えてくれるおかあさん、なかなかいないよ。」というと、「あのくらい、大勢いるよ
」。
「そんなに主婦がよければ、仕事するのが好きな女の人と結婚して、主夫になっちゃおうか！」とけしかけてみたら、「ダメダメ・・僕、好きな人がいるから・・」
でした。
大輔君はお母さんが嫌いなわけではないのです
。いつも勉強勉強とガミガミ言い続けているお母さんに不満があったのですね。
「教育は財産」だと思います。私も、こどもの教育環境を整えることに一生懸命でした。一生懸命なあまり、お母さんは、ついつい、自分のこどもには厳しくしてしまうものなのです。よくわかります。
でも、親子関係が煮詰まってしまうと、お子様の勉強にも悪影響を及ぼしかねません。こういう時、どうすればいいか？ひとつ提案があります
お母さんも何か一生懸命、勉強している姿を見せましょう
。何でもいいのです。語学にチャレンジしてもいいですし、子供さんの解いている問題をいっしょに解いてみてもいいです。お子さんのほうがよくできても恥ずかしがることはありません。お母さんよりもできる！というのがうれしくて、解き方を教えてくれたり、モチベーションアップや知識の定着につながったりすることもあります
ちなみに、わがやは塾にはあまり行かずに私が指導していましたので、子供が勉強する少し先のテキストなどを読んだりしていることが多かったです。
お母さんも勉強して努力しているじゃない！ぼくもわたしも頑張らなくちゃ！と、お子さんの様子が少しは変わってくると思います
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