こんにちは。
夏休みに、作文の宿題が出る小学校は多いと思います。
作文の得意なお子さんは、親が手をかけなくても、どんどん書き進めていくでしょう。そのようなお子さんには、口は出さずに、自由にのびのび、好きなことを書かせてあげるのがいいです
さて、問題になるのは、紙に向かって「う~ん、何書けばいいのだろう・・」とうなり続けて、一行書きだすのにも時間がかかるお子さんです
そのようなお子さんには、短冊式作文をおすすめします
まず、家族旅行をテーマに書くとしたら、「見たこと、聞いたこと、体験したこと」「感じたこと、楽しかったこと」など、一文ずつ、箇条書きでいろいろと書きとめてもらいましょう。旅行の日程の順番に合わせる必要はありません。これが、10文くらい書けるといいでしょう。
それが終ったら、ハサミで一文ずつ切り離します。次には、どの順番に書くといいかな?とこどもに並べさせてみましょう。旅行日程の順番に並べるお子さんもいるでしょうし、一番思い出に残っている楽しかった体験を最初に持ってくるお子さんもいるでしょう。どの順番に並べてもOKです。
次は、「1文ずつ」をもう少し掘り下げて詳しく書いてみましょう。「水族館にいって、魚をたくさん見ました。」という一文があれば、「五感」を入れて文章を豊かにしていきます。特に興味をもって見た魚の特長、色、大きさ、触ることができればその感触、ショーを見たのであれば、さまざまな音も聞こえてきたことでしょう。そして、どのような様子に感動したか?など、文章をふくらませていきます
10文全部について膨らませることはありません。お子さんも興味が持てたところは細かな様子を思い出すでしょうし、膨らませることができなかった「一文」は省いてしまってもいいです。さあ、できたものを整えると、「夏休みの作文」が完成です
作文がなかなか書けないお子さんは、最初に詰まってしまうことがよくあります。感想文も同じです。そのようなお子さんは、ぜひ短冊式作文(感想文)を試してみてください
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私が所属しているSKC首都圏家庭教師センターは、http://www.syutoken.co.jp/