こんにちは。
中学受験予定の小6生は、学習の範囲を一通り勉強し終える時期ですね。そろそろ、志望校の過去問にとりかからなくてはいけないのかな?いつ頃から取り組めばいいのだろう?と、気にされているご家庭もあることと思います
「過去問への取り組み時期」は塾によって指導がまちまちです。「8月お盆あたりから始めて下さい」という塾もありますし、「9月になって、第3,4志望の取り掛かりやすいところから初めて下さい。」という塾もあります。実は、いつから始めるかについて、受験生全員に共通する「おすすめ時期」はありません。これこそ、ひとりずつの学力や力量によるものです
では、なぜ、大手・中規模塾では、「○〇月あたりから」と言うのでしょうか?それは、一人ずつ個別指導をすることができないからです。1講師としては、「A君はもうそろそろ得意科目から初めてもいいよ。」「Bさんは苦手分野をおさらいするまで、あと1か月待って」など個別指導したい場合もあると思います。でも、塾講師が、一人ずつに個別指導してしまいますと、塾の指導や経営は成り立たなくなります
また、保護者、特に母親は、「横並び」「標準」「皆と同じ」ということに安心するものです。ひとりずつにちょっとした個別の指導をしただけで、「塾」に、連日たくさんの問い合わせが入り、講師は「お子さんによって違うものです。」ということを説明するのに追われることになります
「皆、同じスタート」が安心で便利なのです
でも、わが子の受験を成功させるための道のりはそれぞれ違います。お子さんごとに、過去問にとりくむ「いい時期」を逃してはいけません。わが子の学力を分析した上で、過去問に取り組み時期や順番を調整しましょう
家庭教師や個別指導塾を利用されていらっしゃる方は、その先生に相談するのが一番です
当センターでは、夏休みや年間学習計画作りのお手伝い・コンサルテーションもお引受けしています。親だけでは判断がつきにくいこと、迷っていることなどがありましたら、ぜひご相談下さい
ランキング参加中♪ 下記をクイックしていただけるとうれしいです。 にほんブログ村