こんにちは。
小学校高学年~中学生の時期は、記憶力が一番いい時だと思います。私自身、中学生の時は、高校時期よりも、暗記物が楽だったような覚えがあります。
ただし、暗記が得意だと思わぬ落とし穴に落ちることがあります。学習全般に言えることですが、学習の本質は暗記ではありません。
記憶力・暗記力があるのに、理科の成績が伸び悩んでいるお子さんがいらっしゃいました
夏至の日の南中高度=春分の日の南中高度+23.4°という式があります。
ある時、「これはまだ現象を教えていないから、式を覚えなくてもいいよ。もう少し先にいったら説明するから・・」と言ってレッスンを終わりにしたのですが、次週に、「先生、式を覚えました!もうだいじょうぶです!」と言うので、びっくり。「まだ、教えていなかったよね。式は理解して覚えないと、すぐに忘れてしまうから・・」と言って、急いで説明を加えました
記憶力があるお子さんは、事象を理解していなくても、片っ端から知識や式を覚えられます。すばらしい才能だと思います。しかし、ただ単に知識や式を暗記すると、テストが終了すれば内容を忘れてしまいがちになり、また、暗記した事項にだけ頼ってしまって、応用問題が解けなかったりすることも多いものです。
理科については、現象の根本を学習して、仕組みを理解してから、必要最小限のことを暗記しましょう。そうすれば、どのような場面でも使いこなせる、応用の効く知識になるはずです
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私が所属しているSKC首都圏家庭教師センターは、http://www.tyujyu.jp/