指導生徒にとても素直な
生徒さんがいます。
普段の生活で素直か
どうかは知らないですが、
指導で助言したことをきちんと守って
学習やテストに臨むことが
できるという意味で、
素直だなと感じます。
もちろん、どの生徒さんも、
助言を守ろうと頑張っているのは
重々知っていますが、
それでも、日々の学習やテストに
慣れていない大半の小学生は、
「余白がなくて
2回計算できませんでした。」、
「慌ててメモするのを忘れました。」
などというテスト報告が一般的です。
そして、私も
「次回は気を付けようね。」
「毎日の宿題でも、きちんと
メモ書くことが大切だよ。」と、
再度助言することが多いです。
さて、冒頭の
「とても素直に助言を守る生徒さん」ですが
、算数の応用問題や思考力問題が
苦手なので見てほしいということから
塾フォローをはじめました。
はじめは応用問題どころか、
計算ミス、問題読み取りミスも多く、
「応用も大切ですが、
まずは計算力をつけることから
始めましょう。」と
指導を開始しました。
計算ミスを防ぐための工夫、
読み取りミスを減らすための工夫、
メモ取りの方法など指導したことを、
日々の学習のなかでも
きちんと守ってこなしているのが
すばらしいと思っていたところ、
半年で、算数の塾内偏差値が
3～5ポイントアップし、
1年で7～10ポイントアップしました。
力が安定しているかは
まだわからないですが、
1年で5ポイントは
確実にアップしています。
応用、思考力問題も、
指導した考え方、
メモや図の書き方をきちんと使って、
テストで力を発揮できるようになってきています。
この生徒さんを見ていますと、
「学び」において「素直」であることは
大切なことだと思います。
