解いた問題には、〇×をつけて、
「できた、できない」管理をするように
伝えていますが、
高学年になっても×を嫌がるお子さん、
特に女の子に多いです。
なかには、「×に対するトラウマ」が
あるようで、
「×が多いのを見られると
お母さんに叱られる。
だから×をつけたくない。」という
ケースもありました。
指導していくなかで、
×をつけるのは、
「復習たくさんすればできる」という
印(おまもり)だよ!
きちんとつけておかないと、
出来た(〇)の問題も
復習しなくてはならなくなって大変だよ!
ということを伝えて、
「×印」に慣れてもらうようにしています。
ノートだけでなく、
問題集の問題番号の前に
○×をつけておくと、
苦手問題やつまづきが
一目瞭然にわかるので、
私も指導しやすいです。
生徒さんの苦手やつまづきに対して、
ピンポイントで指導しやすくなります。
効果的に演習、復習ができれば、
生徒さんの学力向上も期待できます。
〇×以外にも、
印のつけかたはいろいろあります。
解答を見てもよくわからなかった問題に
☆印をつけたり、
ケアレスミスをした問題には
△をつけたりしておくと、
より復習しやすくなります。
このような印づけを覚えておきますと、
中学入学後の自主学習に役立ちます。
毎回、「先生に聞かなくてはいけない問題」に
付箋をはっている生徒さんがいました。
勉強に対する意欲がすばらしいですね。
このような意識がある生徒さんは確実に
学力をあげていきます。