図形は作ったり触ったりの
実物体験をしておくとよいです。
時間に余裕がある低学年の間に
触れる機会をつくっておきましょう。
平面図形でしたら、
折り紙やタングラムなどに
親しんでおくといいでしょう。
タングラムは図案集を全部つくってしまったら、
自分で問題をつくる遊びに発展させるのもおもしろいです。
こういう+1の遊びに発展させて
楽しんだことのあるこどもたちは、
自然と考えることが大好きになります。
自らはじめることはまずありませんので、
周りの大人や年配者がさりげなくアドバイスして
、いっしょに楽しむとよいでしょう。
私は低学年のお子さんの指導には
折り紙を持っていき、
学びの一助にすることがありますが、
普段の指導では、
実物を使った立体学習までは
取りいれることができません。
そのかわりに、
春休みや夏休みに指導を
1回増やしていただいて、
立体パズル遊びなどに取り組むことがあります。
もちろん希望のあるご家庭のみです。
ただ組み立てるだけでは
おもしろくありませんので、
パズルを作るところから
経験してもらうこともあります。
最近は正多面体を5種類作ってもらい、
性質について学ぶ体験をしてもらいました。