将棋界では最年少プロ棋士、
藤井聡太四段(14)の話で持ちきりです。
デビュー後、公式試合で18連勝記録を達成し、
連勝記録では歴代7位になりました。
非公式戦ではありますが、
Abema TV主催の
「藤井聡太四段 炎の七番勝負」という企画では、
なんと羽生王冠に勝利を収めています。
昨年末、藤井四段の生い立ちについての
テレビ番組がありました。
そのなかで、幼少時に購入してもらった
キュボロという玩具に夢中になって
何時間も集中して遊んでいたという話がありました。
キュボロは穴の開いた積み木を組みあわせて玉の道をつくり、
玉をころがして遊ぶ玩具です。
はじめは面白そうに遊ぶ幼児は多いですが、
難解なパターンを作るために
何時間も熱中するこどもはそう多くはないでしょう。
親がいっしょに遊ばないとすぐに飽きてしまい、
諦めてしまうこどもも多いです。
このような玩具に集中して何時間も遊んだことは、
思考力、粘り強さなど聡太くんの
将棋の土台にもなったのではないかと思いました。
こどもは皆、「夢中になる芽」を持っているものです。
幼少期~小低学年までは、好きなもの、
興味をもったものに
じっくり取り組む時間を作ってあげましょう。