幼少時~小学校までは、おかあさまが家庭学習、
学校や塾の宿題を見ることが多いのではないでしょうか?
勉強が嫌いにならないためには、
家庭学習につきあう母親と子供の関係が大切です。
ひとくちに「母親と子供の関係」といいましても、
いろいろなパターンがあります。
◎おかあさんは先生、こどもは生徒 の関係
幼少期はこのパターンが多いかもしれません。
こどもにわからないところを教える。
まちがっていたら直してあげる。
日常会話やあいさつなどの生活習慣を教えるのと同じように、
母親がこどもに勉強を教えるというパターンです。
この場合、こどもの性格やペースにあわせて教えることが大切です。
こどもは母親とは別人格ですので、
母親の思ったとおりに、こどもの学びが進むわけではありません。
理解が遅いからといって、
上からガミガミと教え込む態度をとることによって、
小学生になる前に勉強嫌いになるこどももいます。
幼少期~小低学年のこどもには、
知ることや学ぶことが楽しいという
メッセージを伝えることが大事ですし、
高学年になっても本質は変わりません。
そのほか、こどもの性格や学力によっては、
「母子がライバル」「母が生徒でこどもが先生」のような
関係になり、うまくこどもを勉強にいざなうのもよいものです。
これについてはまた次回お話したいと思います。